黒川氏処分 菅氏、官邸の関与否定 野党、集中審議要求

2020年5月25日 16時00分
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十五日午前の記者会見で、賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)の処分について、首相官邸の意向で処分が軽くなったとの見方を否定した。菅氏は「黒川氏の処分は法務省が検事総長に訓告が相当と伝え、検事総長も訓告が相当と判断した。その後、同省から首相や私に報告があった」と語った。黒川氏の処分は懲戒処分ではない訓告で、退職金が支払われる。
 森雅子法相は同日の参院決算委員会で、黒川氏の処分について「任命権者である内閣とも並行して協議した」と説明。その上で、法務省が検事総長に対して訓告が妥当と報告し、検事総長から「訓告が相当」との連絡を受けたと話し、処分内容の最終判断は検事総長だったと強調した。
 立憲民主党など野党四党は国対委員長会談で、訓告処分は実質的に首相官邸が決めながら、安倍晋三首相が検事総長の判断だったと虚偽の答弁をした可能性が高いとして、集中審議を求める方針で一致した。

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