<新型コロナ>相談目安「軽い風邪症状」 厚労省が変更 37.5度以上発熱は削除

2020年5月9日 02時00分
 新型コロナウイルスの感染が疑われる人が「帰国者・接触者相談センター」への相談を通じて専門外来を受診する目安について、厚生労働省は八日、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合には、すぐに相談するように変更し、都道府県などに通知した。従来の「三七・五度以上」という体温の目安は削除した。
 相談しても体温が条件に当てはまらないと判断されてPCR検査が受けられなかったとの批判や、軽い症状から急に悪化する症例が相次ぎ、早期受診が重要と分かってきたことが変更の背景にある。目安を大幅に緩和したことで相談しやすくなる一方、電話がつながりにくいとの苦情が多かったセンターや保健所の態勢整備が課題となりそうだ。
 新しい目安では、三七・五度以上でなくても軽い風邪の症状が続けばすぐに相談をするようにとした。
 息苦しさ、強いだるさ、高熱のいずれかがある場合や、高齢者や持病を伴うなど重症化の恐れがある人、妊娠中の人で風邪の症状がある場合も、すぐに相談してもらう。PCR検査の必要性は、これまで通り医師が判断するとした。

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