【12月1日発売 予約受付中】半藤一利 語りつくした戦争と平和

保阪正康 監修
1,650円(本体:1,500円+税10%)
四六判 並製 192ページ
9784808310677

日本近現代史の語り部が論客たちと紡いだ平和への願い

 「歴史探偵」として日本の近現代史を究め、多くの著作を発表、2021年1月12日に亡くなった作家・半藤一利さん。その探求心をつき動かしたのは「戦争のない、平和な世の中を続ける」こと。新聞紙上に残した対談も、「戦争」「憲法」「天皇」など過去を知り、検証し、平和な未来につなげるための道標となるものばかりです。
 これら珠玉の対談を埋もれさせまいと、盟友・保阪正康氏を監修に迎え、保阪氏はもちろん、作家・田口ランディ氏、日本近現代史が専門の歴史学者・古川隆久氏、半藤氏の親友で国文学者の中西進氏を相手にした、計7本の対談を一冊にまとめました。エッセイストで半藤氏の妻・半藤未利子氏の寄稿も収録しています。

半藤一利(はんどう・かずとし)
1930年、東京・向島生まれ。東京大文学部卒業後、文藝春秋社入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者を務める。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、主に近現代史に関する著作を発表。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)=すべて文春文庫=など多数。『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後篇1945-1989』(ともに平凡社ライブラリー)で毎日出版文化賞特別賞受賞。2021年1月死去。
保阪正康(ほさか・まさやす)
1939年、札幌市生まれ。ノンフィクション作家として、太平洋戦争を指導した将官から兵士まで四千人以上の戦争経験者を取材。「昭和史講座」を中心とする昭和史研究で菊池寛賞を受賞。『東條英機と天皇の時代』(ちくま文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)、『昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)など著書多数。近著は短命政権で終わった反骨のリベラリスト政治家・石橋湛山を描き「首相の格は任期の長さではない」と断じた『石橋湛山の65日』(東洋経済新報社)。