しぼりたての若い知恵を 川島・笛木醤油、東京国際大学生と協力 「醤油かき氷」に続く新商品開発へ

2021年11月10日 07時37分

学生のプレゼン内容をノートに書き留める笛木醤油の笛木吉五郎社長(手前右)と見守る妻小春さん(右から2人目)=川越市の東京国際大で

 「金笛」ブランドで知られるしょうゆ製造販売の老舗・笛木醤油(しょうゆ)(川島町)が、バウムクーヘン製造販売の二号店を川越市内に来春オープンするのに向け、東京国際大(同市)の学生と新商品開発を進めている。九日は中間報告として学生がアイデアをプレゼンし、商品化のイメージを膨らませた。(武藤康弘)
 同社は川島町の金笛しょうゆパークで、しょうゆや地元産イチゴを使ったバウムクーヘンを製造販売している。
 さらに川越市制百周年の二〇二二年に合わせて同市内に新店舗の出店を計画。その目玉商品を、消費者でもある学生の知恵を借りて作ることになった。一七年にもしょうゆをシロップに使った「醤油かき氷」を共同開発し、市販した実績がある。
 県が支援する産官学連携プロジェクトの一環で、商学部や経済学部の二年生が「ビジネスソリューション」の講義で取り組む。九月に共同開発がスタートし、二回目のこの日は七グループ十七人の学生が「バウム焼き印体験」「にじ色バウム」「季節のフルーツ串バウム」「木桶(おけ)パフェバウム」などアイデアを説明。笛木吉五郎社長(41)と妻小春さんは、利益率や生産性などの観点から課題を指摘し、内容を煮詰めていった。
 「一つの商品を開発するのはとても大変なこと。学生の皆さんにはきっといい経験になると思う」と笛木社長。十二月中旬の次回講義で最終プレゼンを行い、商品化を前進させる。

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