<新型コロナ>「9月入学検討」 首相重ねて意向 参院予算委

2020年4月30日 16時00分
 安倍晋三首相は三十日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大を巡り、学校の九月入学制導入に関し「九月入学も含め、さまざまな選択肢を検討していく必要がある」と述べ、前向きな意向を重ねて示した。「欧米では九月だ」とも指摘し、今後の学校再開の議論を見極めながら検討する考えを強調した。
 質疑後、感染拡大に対応する二〇二〇年度補正予算案が可決され、三十日夜に参院本会議で可決、成立する見通しだ。萩生田光一文部科学相は休校の長期化に関し「必要最小限度の教育活動を段階的に開始するのが重要だ」と語り、五月一日までにガイドラインを公表する方針も示した。
 首相は補正予算案に盛り込んだ中小企業などへの「持続化給付金」に関し「今日予算が成立したら、明日から申請してもらい、最も早い人では五月八日から手元に現金をお届けしたい」として、積極的な活用を訴えた。
 感染を調べるPCR検査数が依然として少ないとの批判に対し、首相は「目詰まりや地域ごとの差がある。地方と一緒に努力を重ねたい」と述べるにとどめた。

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