【訃報】瀬戸内寂聴さん死去 99歳

2021年11月11日 13時02分
瀬戸内寂聴さん=2017年11月撮影

瀬戸内寂聴さん=2017年11月撮影

  • 瀬戸内寂聴さん=2017年11月撮影
  • 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(左)と秘書の瀬尾まなほさん=2018年11月撮影
 自らの波乱の半生を描いた小説「夏の終り」などの作品や源氏物語の現代語訳で知られ、親しみやすい説法でも人気を集めた作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが死去した。99歳。
 1922年、徳島市で神仏具店の次女として生まれた。東京女子大に在学し、太平洋戦争中だった1943年、20歳で結婚。一児の母となったが25歳の時に出奔し、文筆活動を始めた。自由と自立を求めて情熱的に生きた近代日本の女性の伝記小説を次々に描いて流行作家になった。
 73年の51歳の時、岩手県平泉町の中尊寺で得度し、法名「寂聴」に。98年には75歳で源氏物語の現代語訳を完成させ、源氏ブームに火を付けた。2006年には文化勲章を受章した。
 本紙に多く連載を執筆。11年11月から半年間「この道」を執筆。さらに12年8月から、自作を振り返る「足あと」を連載した。

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