オスプレイ 相馬原駐屯地で訓練へ 来月以降、月に数回実施

2021年11月12日 07時34分

降下訓練に参加するオスプレイ=榛東村で、2017年3月9日撮影

 群馬県は、千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備中の輸送機V22オスプレイが、十二月以降に陸自相馬原駐屯地(榛東村、高崎市)で飛行訓練すると防衛省北関東防衛局から連絡を受けたと明らかにした。県によると、月に数回、駐屯地の飛行場や未舗装区域で離着陸訓練がある。訓練の終了時期は連絡を受けていないという。
 山本一太知事は十一日の定例記者会見で「安全確保や県民生活の影響は大事なので政府を信頼したい。何かあれば、防衛相にも直接連絡して県としてもウオッチしたい」と述べた。県はホームページにオスプレイの訓練に関するページを設けた。
 県は十日、同省に対し「航空法順守や住宅地上空での飛行回避など安全性の最大限の確保」や「早朝・夜間訓練を極力控えるなど県民生活への配慮」「県民の不安払拭(ふっしょく)のためオスプレイの安全性など防衛省としてより一層の情報発信」を求めた。
 同省は「人員の教育訓練や機体の点検整備を確実に実施し、人的ミスによる事故が起きないよう安全管理を徹底する」と説明している。木更津駐屯地には七機を配備している。
 相馬原駐屯地で実施されるオスプレイの訓練は二〇一七年以降三回目。一回目と二回目(二〇年)はともに日米共同訓練だった。自衛隊機では初めての訓練になる。オスプレイを巡っては、米軍機が一六年、沖縄県で不時着して大破する事故を起こしている。(池田知之)

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