オプジーボ訴訟で和解成立 ノーベル賞の本庶氏に解決金50億円 京大に230億円寄付

2021年11月12日 17時05分
本庶佑京都大特別教授

本庶佑京都大特別教授

 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授が、がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許使用料262億円の支払いを、共同で特許を出願した製造元の小野薬品工業(大阪市)に求めた訴訟は12日、大阪地裁で和解が成立した。小野薬品によると、本庶氏に解決金50億円を支払い、京都大の基金に230億円を寄付する。
 本庶氏は「納得できる内容の解決ができた。企業から還流される資金で基礎研究を支援したい」とのコメントを出した。
 訴訟は、米製薬大手メルクなどから入る特許料の本庶氏に対する配分割合が争点だった。小野薬品の相良暁社長から提案があったとする40%を求める本庶氏に対し、小野薬品側は当初契約の1%が相当としていた。
 9月2日には本庶氏と相良社長が出廷して意見を述べ合い、配分割合を巡る認識の違いが明らかになっていた。(共同)

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