<今、変化を ジェンダー平等へ>DV被害女性へ食料、消耗品、薬 自立支援の物資募る 12月3日まで「すくらむ21」

2021年11月13日 07時22分

2020年に集まった物資の一部(すくらむ21提供)

 内閣府による「女性に対する暴力をなくす運動」が始まった十二日、川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)がDV被害者の自立を支援する生活物資の募集を始めた。コロナ禍で減収や生活困窮とともに、DV被害に遭う女性も増えており、企画。寄付は団体や事業所限定で受け付ける。(竹谷直子)
 四人に一人の女性にDV被害経験があることが二〇二一年三月の内閣府調査で分かっており、同センターの女性のための総合相談でも、同年四〜九月のDV相談件数は三百二十四件と前年同期比で二倍以上になっているという。
 支援物資は、米や調味料などの食料品や、文具やシャンプーなどの消耗品、家庭用常備薬などで、未開封の物を募集している。一口千円の寄付も募っている。
 申し込み方法は、センターのホームページ上の専用フォームから団体名や連絡先などを記入する。センターから連絡があった後、持参か郵送で物資を届ける。
 物資は、民間シェルターや母子寮などの施設を通して提供される。また、新型コロナの影響による減収などで物資が必要な人へもセンターを通して提供する。
 納米恵美子館長は「DVは、私たちの身近で起きているのに気付きにくい問題。物資を広く募ることで、困難な状況にある女性たちの役に立つとともにDVについての理解を広めることにつながれば」と述べた。
 募集は十二月三日まで。詳しくは、すくらむ21のホームページで。

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