安倍晋三元首相の応援演説でも「日当」5千円 衆院選・茨城

2021年11月17日 11時54分
茨城6区の自民党候補者を応援するため選挙事務所前で演説する安倍晋三元首相 =2021年10月27日、茨城県石岡市で

茨城6区の自民党候補者を応援するため選挙事務所前で演説する安倍晋三元首相 =2021年10月27日、茨城県石岡市で

  • 茨城6区の自民党候補者を応援するため選挙事務所前で演説する安倍晋三元首相 =2021年10月27日、茨城県石岡市で
  • 「茨城県運輸政策研究会」が会員に送付した文書
 衆院選期間中だった10月26日に茨城県内で行われた岸田文雄首相による自民党候補者への応援演説を巡り、「茨城県トラック協会」関連の任意団体「茨城県運輸政策研究会」が、会員に日当5千円を提示し動員を呼び掛け、21人に支払っていたことが17日、関係者への取材で分かった。安倍晋三元首相による応援演説の際も、参加した3人にそれぞれ5千円を渡していた。
 研究会の専務理事は取材に「交通費、旅費、日当ということで慣例化していた。研究会の会費から支払った」と答え、自民党候補の演説などで動員を続けてきたと示唆した。動員に関し、今回の自民党候補者や事務所からの依頼はなく、研究会として候補者への投票は呼び掛けていないとした。
 応援を受けた候補者は茨城6区から自民党公認で出馬し、当選した国光文乃衆院議員(42)。岸田首相は10月26日に同県つくば市で、安倍元首相は翌27日に石岡市で街頭演説した。国光氏の事務所は16日「全く承知しておりませんので、コメントは差し控えます」と文書で回答した。
 政策研究会が動員を呼び掛けた文書は「自民党総裁岸田文雄氏遊説への参加協力につきまして」との題名。専務理事名で、10月22日の日付が記載され、宛名が「関係支部長各位」だった。
 公選法は、候補者を当選させる目的で有権者らに金銭を提供する行為を禁じている。今回の文書では、投票に関しては触れられていない。(共同)

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