創作こけし 個性豊かな107点 渋川市内で美術展 11月23日まで

2021年11月19日 07時37分

個性的な創作こけしが並ぶ会場=渋川市で

 芸術性の高い創作こけしの作品を集めた全国創作こけし美術展(東京新聞前橋支局など後援)が、渋川市の市民会館で開かれている。国内外で活躍する作家四十二人の作品百七点を展示している。二十三日まで。入場無料。
 丸い頭に円筒形の胴体が付いた「伝統こけし」に対し、形状にとらわれない「近代こけし」が昭和二十年代に誕生。その中で創作こけしは主に作家の一品作として作られるようになった。群馬県は全国でも有数の産地として知られ、美術工芸品として国内外で高く評価されている。
 会場には県内の作家を中心に個性的な作品が並ぶ。ともに渋川市在住で「現代の名工」に選ばれた青木寥華さんと加藤龍雄さんや、ハンガリーのトート・バーシャールヘイ・レーカさんらも出品。同市の地域おこし協力隊員で、創作こけし作りに取り組む大野雄哉さんと阪口壮汰さんの作品もある。
 今回は同市在住・在勤の十八歳以下を対象にした創作こけし絵付けコンクール出品作も展示している。
 十七日の開会式典で県こけし協同組合の岡本有司組合長は「コロナ禍で厳しい状況が続くが、それぞれの作家が思いを込めた作品を展示している。これからも気持ちを和やかにするこけし作りに励んでいきたい」と語った。(石井宏昌)

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