コロナ後遺症は女性の方が出やすい傾向 東京・世田谷区が感染者にアンケート

2021年11月19日 10時36分
 新型コロナウイルスの後遺症を訴える人の割合は、男性よりも女性の方が高い傾向にあることが、東京都世田谷区が感染者に行ったアンケートの最終報告から分かった。男女とも症状は嗅覚、味覚障害が多かった。
 区は、4月15日時点で区保健所に提出された発生届に基づいて計約9000人にアンケートへの協力を依頼。約3700人が回答した。回答者のうち「後遺症がある」と答えたのは48.1%。女性の回答者に占める割合は54.3%で、男性は41.9%だった。
 女性に複数回答可で具体的な症状を尋ねたところ、嗅覚障害が59.6%、味覚障害が49.3%。男性は嗅覚障害が47.5%、味覚障害は39.1%だった。日常生活の支障についての設問では、記憶障害や脱毛などの症状が半年以上にわたり続いたと答える人もいた。
 保坂展人区長は記者会見で「後遺症の治療や診断の制度が整っていないので、都などに着手を求めたい」と述べた。アンケート結果は厚生労働省や都に提供する。変異株が流行した第5波の状況を調べるため、今後約1万8700人を対象とした追加調査を行う。(山下葉月)

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