立憲民主党、再生への道は…代表選に4人立候補、目指す立民像を訴え

2021年11月19日 19時55分
 衆院選敗北の責任を取って辞任した枝野幸男前代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選が19日告示され、逢坂誠二元首相補佐官(62)、小川淳也元総務政務官(50)、泉健太政調会長(47)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4氏が立候補を届け出た。岸田政権と対峙する野党第一党として、有権者の支持を集める党再生のビジョンをどれだけ打ち出せるかが争点になる。
 政治に緊張感をもたらすために政権担当能力のある野党第一党の再生は不可欠。代表選では各候補者が、そのための方向性と具体的な手段を競うことになる。
 党本部で開かれた共同記者会見で逢坂氏は「政策の幅を広げて、多様な人々を包含できる体制をつくりたい」と述べ、若手や女性を積極登用する考えを強調。「最も力を入れるのは人への投資」と主張し、教育や文化・芸術分野を重点的に支援する考えを示した。
 小川氏は安倍・菅政権で国家主義的な政策が進んだと指摘し、「国民の自由、人権、公平な社会を打ち立てたい」と強調。リベラルの気風を基本としつつ、「支持のウイングを広げ、政権の受け皿たりえる政党に昇華させる」と語った。
 泉氏は、立民には批判一辺倒の印象が強いとして、「政策立案型政党のイメージに転換しなければならない」と訴えた。コロナ禍や災害時にも必要な公的サービスを受けられる「普通の安心が得られる社会」を目指すとした。
 西村氏は「立民が訴えてきた社会像が否定されたとは思わない」とし、リベラル寄りの路線を継続する意向を示した。唯一の女性候補として「多様性を力に変える」と強調。女性や地方の声を党運営に反映させると訴えた。
 今回の代表選は結党以来初めて、地方議員や党員・協力党員が参加する。党員らは29日までに郵送やインターネット上で投票。国会議員は30日の臨時党大会で投票し、新代表を選出する。(木谷孝洋) 

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