[もしもネコだったら] 名古屋市熱田区 石川友之(60)

2021年11月21日 07時45分

◆わたしの絵本

イラスト・まここっと

◆300文字小説 川又千秋監修
[丁寧語とは…?] 愛知県豊川市・会社員・26歳 鈴木智美

 小さい頃、家族に注意されたことの一つ。そのおかげもあり、今は職場や誰かと話す時に言葉遣いで注意されることはほとんどない。
 日本語には丁寧に話す時に「お」や「ご」を付ける習慣がある。
 「米」を丁寧に言うと「お米」になり、「豆」を丁寧に言うと「お豆」になる。
 他はどうだろう。
 「かき」を丁寧に言うと「おかき」…ん? 食べ物の分類が変わった。
 「しつけ」を丁寧に言うと「おしつけ」。これは、ひどい。
 けれど、今までの生活を振り返ると身内から「しつけ」より「おしつけ」られることが多かった。
 「お」を付けるだけで意味が変わり、思考にも影響する。
 大人になった今は、言葉遣いよりも言葉選びに気を配りたい。

<評> 言葉の頭に「お」や「ご」を加える用法は美化語などとも呼ばれますが、オリンピックをきっかけに世界的に広まった「おもてなし」もその一つ。果たして、その意図は正しく伝わったのでしょうか?

[ウオーキング] 浜松市中区・会社員・56歳 凌歩聖 

 勤務先で健康増進を目的としたウオーキングイベントがあり、週末を利用して二カ月間、自宅から三キロ程度をいろいろと散策。
 夜明けとともに自然や街並みを眺めながらの散歩は、思いのほか新鮮で粋なもの。
 行き交う人々とのあいさつも心地よく、アプリを使っての歩数計測も継続の推進力に。
 車での移動では気付けなかったショップや施設の発見もあり、日々、地元への愛着も深まっていく。
 次週のコースプランに心躍る姿は、何とか重い腰を上げたスタート時とは雲泥の差。
 しかし、何より驚いたのは一緒に歩く妻の予想外の速さで、少しでも目を離すとはるか前をスタコラサッサ。
 残りの人生、置き去りにならぬよう慈しみの心を忘れずに…と、深く胸に刻んだ次第。

<評> いつもと違う時間帯に、自分の足で一歩一歩。いつもと同じ街並みが新鮮な印象を与えてくれます。次回はご夫婦肩を並べて…そして、いつの日か、颯爽(さっそう)たる後ろ姿を見せてあげたいですね。


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