就労困難者雇用へ 都、企業フォーラム 知事「根付かせたい」

2021年11月23日 07時17分

フォーラムに参加したソーシャルファーム事業者と小池百合子知事(中)=新宿区で

 都は二十二日、就労困難な人たちの雇用を生み出す社会的企業「ソーシャルファーム」について話し合うフォーラムを新宿区内のホテルで開いた。小池百合子知事は「東京に根付かせ、拡大させたい」と述べた。
 都は二〇一九年、ソーシャルファーム創設を促す条例を制定。障害者やひとり親、引きこもり経験者など就労困難者を従業員の20%以上雇用している企業を認証し、事業所の運営費補助などにより支援している。
 この日は認証を受けた十五事業者の代表らが参加。就労困難者を支援する任意団体「ソーシャルファームジャパン」の炭谷茂理事長が講演し、欧州各国や韓国の先行事例を説明。ファーム全般に関し「企業と競争できる存在として経営体質の強化が重要」と話した。
 障害者らが花をアレンジし、企業などに届ける一般社団法人「アプローズ」の光枝茉莉子代表理事は「公の場にも飾られ、スタッフの自信につながる」と強調。引きこもり経験者らがサイバーセキュリティ対策に取り組む企業「デジタルハーツプラス」の畑田康二郎代表取締役は「発注することがいろんな人材の雇用につながる」と述べた。(土門哲雄)

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