晩秋の赤 映える

2021年11月24日 22時42分
 群馬県桐生市の宝徳寺で紅葉したモミジが床板に映り込む「床もみじ」が拝観者を魅了している。モミジが映り込むのは28畳の本堂の床。敷いてある畳をあげて磨かれた床板にモミジが反射するようにしている。境内には100本以上のモミジがあり、太陽の光が差すたび葉の赤色が鮮やかさを増し、床もみじがより美しく浮かび上がった。
 室町時代に創建された同寺の金子英宗住職によると、関東で床もみじが見られるのはここだけという。コロナ禍で不安ばかりではなく「晩秋の季節の移ろいを楽しんで、心を癒やしてもらえれば」と話した。
 床もみじの公開は28日までの予定。午前10時~午後4時で拝観料は大人1000円、高校生以下無料。夜は予約制でライトアップされた床もみじも楽しめる。詳細は宝徳寺のホームページで。(写真と文・由木直子)

紅葉したモミジが磨かれた床に映り込む「床もみじ」


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