「男体仙人」映像で悼む 11月27日に足利で「山岳映画会」 1223回登頂の田名網さん急逝受け

2021年11月25日 07時19分

腕立て伏せで体力づくりに励む田名網さん(佐野市で2018年11月撮影、石川勝さん提供)

 郷土のアマチュア映像作家らが山岳作品を上映する晩秋の恒例イベント「第24回足利山岳映画会」が27日、足利市朝倉町の市民プラザ小ホールで開かれる。今回は日光・男体山(標高2486メートル)の1223回登頂を果たした佐野市の田名網忠吉(たなあみちゅうきち)さんの急逝に伴う追悼プログラムを用意し「男体仙人」の偉業を顕彰する。実行委員会主催。(梅村武史)
 田名網さんは今月十二日、九十六歳で亡くなった。三十五年来の交流があった実行委員会代表の石川勝さん(67)が急きょ「追悼忠吉翁の遺言」(五分)を編集、プログラムに追加した。
 百歳登山を目標に体力づくりに励む田名網さんの姿や二月のインタビュー、亡くなる直前の日記、長男久芳さん(62)が語る晩年の様子などの未公開映像をまとめた。石川さんは「男体山登山の情熱は最後まで枯れなかった」と語る。

◆夜景写した新作短編も

 上映会は一九九八年から続く。栃木、群馬県在住のアマチュア映像作家らが最長二十分の新作短編十一本を公開する。
 石川さんのお薦めは、足利市在住の衛府自衛(えふじぇい)さん(55)の初公開作品「足利の山と空に萌える」(十三分)という。市内の山々に登って撮影した美しい夜景に加え、両崖山火災の密着撮影も収録されている。

衛府自衛さん作品「足利の山と空に萌える」の一場面(実行委員会提供)

 上映は午前十時からと午後一時半からの二部構成で上映三十分前に開場。定員は各回百三十人に制限する。入場無料で先着順。問い合わせは石川さん=電090(5324)4258=へ。

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