愛知中3刺殺「嫌なことされた」少年供述 教室入れないルールで呼び出して殺害か 

2021年11月25日 17時59分
男子生徒が刺された中学校

男子生徒が刺された中学校

 愛知県弥富市の市立中で3年の男子生徒(14)が刺されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された同学年の少年(14)が「(被害生徒に)嫌なことをされた」との趣旨の供述をしていることが25日、捜査関係者への取材で分かった。恨みを募らせていたとの趣旨の話もしており、県警は他の生徒や教諭からも話を聴くなどして供述内容の裏付けを慎重に進める。
 現場の学校は他のクラスへ立ち入ってはいけないとのルールがあることも判明。少年はこのルールを守り、教室にいた男子生徒を廊下に呼び出して襲ったとみられる。
 県警によると、亡くなったのは伊藤柚輝さん。2人は同じ小学校の出身で中2の時も同じクラスだった。現在はクラスが別々で、それぞれの教室へは入れない決まりになっている。市教育委員会はこのルールについて「特別な理由はなく、一般的な指導」としている。
 少年は24日午前8時ごろ、刃渡り約20センチの包丁で男子生徒を刺したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、25日に殺人容疑で送検された。捜査関係者によると、凶器の包丁を「事前にインターネットで購入した」と供述。県警は25日までに少年の自宅を家宅捜索し、自室からスマートフォンを押収した。今後、解析を進める。
 男子生徒は24日午前10時35分に死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は腹部を刺されたことによる出血性ショックだった。(共同)

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