都議会控室改修費 依然として高水準 「前回より抑え」8985万円

2021年11月26日 07時16分
東京都議会議事堂

東京都議会議事堂

 七月の都議選後に実施された都議会各会派の控室改修工事費が八千九百八十五万円に上ったことが分かった。資材の再利用に努めて四年前より約九百万円抑えられたが、改修費は依然として八千万〜九千万円前後の高水準で推移している。都議会では四年に一度の選挙が終わるたび、議員数の増減を踏まえて議事堂五階の会派控室のレイアウトを変更するのが慣例。広さは議員一人当たり二十〜二十五平方メートルを目安に、会派間で協議している。
 今回の工事は八月下旬〜九月中旬に実施され、自民党が新たにもう一部屋を獲得し、都民ファーストの会が二部屋の減。立憲民主党は南側から北側へ引っ越すなどした。
 都によると、費用の五割強は部屋の大きさが変わることに伴う壁や間仕切りの設置、撤去にかかった。防音効果を備えるため高額になるという。残る三割強は配線や照明など電気設備で、一割余が空調、スプリンクラーなどの経費だった。
 改修費を巡っては、過去に一億円を超えたこともあった。四年前の改修では九千九百十万円を計上。今回は消費税が10%に上がり、物価の高騰も影響しているものの、都の担当者は「状態の良い壁や扉を再利用するなどコスト圧縮を徹底した。前回を上回らずに良かった」としている。(小倉貞俊)

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