<新型コロナ>千葉県が千葉銀の研修施設を整備 「第6波」備え、臨時医療施設 満床兆候時の活用想定

2021年11月26日 07時18分

大研修室内を仕切り病床を設置する臨時医療施設のイメージ図(県提供)

 千葉県は二十五日、新型コロナウイルスの流行の第六波に備え、患者を受け入れる新たな臨時医療施設を千葉銀行の研修施設「ちばぎん研修センター」(千葉市稲毛区)に整備すると発表した。最大確保病床数は現行の千四百八十八床から千七百三十六床(うち重症者用百七十八床)に増加。県の医療提供体制拡充の一翼を担う。(中谷秀樹)
 政府の基本的対処方針改定を受けた、この日の県対策本部会議で決定した。臨時医療施設は百十床で、今年二月に開設した県がんセンター旧病棟(千葉市中央区、四十八床)に続き県内二例目。運用開始は感染状況で判断するといい、コロナ用病床が満床になる兆候が見られた時に、高齢者や基礎疾患がある人など重症化リスクがある軽症者の受け入れを想定する。
 熊谷俊人知事は「初期段階の治療で重症化リスクを軽減できる。医療を届けられず、さらに重症者が増える負のスパイラルにならないように、最後の切り札を一つ持っていた方が良い」と説明した。
 研修センターは無償提供され、大研修室にベッドを設置したり、宿泊用の個室を病室に改装したりする。また、敷地内の駐車場にホテル療養者に該当する感染者を受け入れるプレハブの宿泊療養施設(約五十床)も建てる。医師や看護師などの配置、清掃や配食といった運用は民間事業者に委託する。年内に整備を完了する予定。

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