川崎産「香辛子」 海苔とコラボ 中原の老舗問屋が開発・販売 障害者支援団体がパッケージデザイン

2021年11月27日 07時13分

香辛子海苔(高喜商店提供)

 川崎生まれのトウガラシの新品種「香辛子(こうがらし)」を使った海苔(のり)を、老舗の「海苔問屋 高喜(たかき)商店」(川崎市中原区木月)が開発・販売している。知的障害者のアート活動を支援するNPO法人「studioFLAT」(スタジオフラット、幸区)がパッケージをデザイン。今月一日に発売したところ一週間ほどで完売し、追加生産に追われたほどという。次回販売は十二月一日を予定している。(竹谷直子)
 同商店は一九〇一年に市内で創業。百二十周年に当たって地域に貢献したいと、川崎生まれの香辛子との組み合わせを企画した。同商店によると、香辛子をドライ粉末にして商品化したのは初めての試み。
 香辛子は、トウガラシに含まれ体脂肪の燃焼効果があるカプサイシンに代わり、辛さが千分の一の「カプシエイト」を含むのが特徴。フルーティーな香りがあり、辛さが少ない。川崎区に研究開発拠点を置く調味料メーカー味の素が開発した。
 同商店の高田久社長(36)は「パッケージを担当したダウン症のアーティストの関係者らから感謝の言葉をたくさんいただいた。商品開発で試行錯誤し苦労したが、やってよかった」と話し「ほかにはない珍しい商品なのでぜひ手に取ってほしい」とPRした。
 価格は一缶(八切れ六十枚入り)千二百九十六円。売り上げの一部はスタジオフラットの活動資金に還元される。同商店の店頭やオンラインショップで購入できる。

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