熱海土石流で斉藤市長 「重く受け止める」責任に言及 盛り土造成 職員らに聞き取り

2021年11月27日 07時17分

会見する斉藤市長=熱海市役所で

 熱海市伊豆山の土石流災害で、斉藤栄市長は二十六日の会見で「どんな経緯や事実関係があれ、私の任期中に起こったことなので非常に重く受け止める」と、市長としての責任に言及した。また被害を甚大化させたとされる、起点の盛り土造成にからむ行政手続きに関わった市職員や、元職員への聞き取りを行っていることも明らかにした。
 斉藤市長は、土石流は自然災害と人為的な側面があり、人為的な面では事業者と県、市に責任があると説明。「当時の私の判断が正しかったかも含めて、第三者に判断してもらう」と述べた。最終的な責任の所在は、県が十二月に設置する第三者委員会の判断に委ねる考えを強調した。
 市は十月に行政手続きに関する公文書を公開し、内部調査を進めている。職員への聞き取りも同月に始めており、対象は十人程度。今後本格化するという。調査結果は県の第三者委員会に提供する。
 第三者委員会は県や市の一連の対応が適切だったか年度内に結論を出す方針で、市も調査を急ぐ。だが、斉藤市長は「資料が膨大でヒアリングもこれから本格化する。率直に言って年度内は、なかなか難しい」との認識を示した。(山中正義)

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