革製品求めにぎわい 台東で「靴のめぐみ祭り市」 靴のデザイン、頂点に多摩美大の堀木さん

2021年11月28日 07時18分

クラフトマン部門でグランプリに選ばれた堀木歩美さん(右から2人目)ら、6人の入賞者

 皮革産業が盛んな台東区の靴製造、卸業者などの出店が並ぶ「第47回靴のめぐみ祭り市」が二十七日、玉姫稲荷神社(清川二)で始まった。若手デザイナーが靴のデザインを競う、日本シューズベストドレッサー賞・クラフトマン部門の審査結果発表もあり、多摩美術大二年の堀木歩美さん(20)=相模原市=がグランプリに輝いた。(小形佳奈)
 クラフトマン部門には全国から八十一点の応募があり、この日は堀木さんはじめ入賞作品をデザインした六人が表彰された。
 堀木さんの作品は水たまりがモチーフ。水たまりを踏んだ際の波紋をイメージした波形の靴底は、職人に教わりながらグラインダーなどで削って形作った。靴のデザインは初めてで「受賞は喜びと同時に驚いている」と笑顔を見せた。
 準グランプリには都立城東職業能力開発センター台東分校(台東区花川戸)で靴作りを学ぶ野津山章子さん(34)=昭島市=が選ばれた。ブーツのかかと部分にハスの花をあしらい「泥の中できれいに咲くハスのように、困難な社会状況でも輝いていたい」との思いを込めたという。

靴を買い求める人でにぎわう境内=いずれも台東区清川で

 境内や周辺に並んだ即売ブースでは靴をはじめ、かばんやベルトが市価の六〜八割引きで販売され、にぎわった。新型コロナの感染が落ち着き、業者からは「客の入りは昨年の倍くらい」「外出するようになり必要だからとまとめ買いする客が多い」といった声が聞かれた。皮革製品の特売は二十八日も午前九時から午後五時まで行われる。

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