欧州カフェの味、ばっちり 就労訓練の4人がコスタコーヒー販売 野田市役所の喫茶 複雑な手順習得

2021年11月28日 07時31分

コスタコーヒーの販売を始めた「ふれあい喫茶つくしんぼ」=野田市役所で

 障害者の就労訓練の場となっている、野田市役所一階の飲食コーナー「ふれあい喫茶つくしんぼ」で二十四日、市内で初となるヨーロッパ発祥の「コスタコーヒー」の販売が始まった。訓練生は数週間に及ぶトレーニングを積み、複雑になった販売手順を習得。ブランドイメージを背負って働く効果も期待されている。初日はテークアウトを含め、三十杯を売り上げた。(牧田幸夫)
 お店は一九九三年の市役所新庁舎完成に合わせてオープン。現在は社会福祉法人はーとふる(同市船形、小林公平理事長)が運営する就労移行支援事業所の二十〜三十代の男女四人が、接客などの訓練を積んでいる。
 これまで提供していたコーヒーは、ホットコーヒーの一種類のみ。コスタコーヒーはエスプレッソ、カプチーノ、ホットチョコレートなど十二種類もある。価格は税込み三百円と三百五十円の二種類。コーヒーマシンは、コカ・コーラボトラーズジャパン(東京都港区)が無償で貸し出した。
 訓練生は商品の名前を覚え、注文を受けてマシンを操作する。最後の会計までの手順は複雑になった。一日の営業終了後はマシンのメンテナンスも行う。仕事は増えたが、小林理事長は「ブランドコーヒーを誇りを持って販売することで、責任感の向上ややる気のアップにつながる」と期待している。
 ふれあい喫茶つくしんぼの営業は、市役所が開庁している月〜金曜の午前九時〜午後四時。

関連キーワード


おすすめ情報

千葉の新着

記事一覧