<茨食健美 大和沙織のこだわりレシピ>サトイモとエビのグリル ヘルシーにおもてなし

2021年11月28日 07時40分
 会えていなかった方々との再会を楽しんでいる間に、日はすっかり短くなって、冬が駆け足で近づいているようです。今月はこの時季、おもてなしにも使えるヘルシーでうれしいサトイモを使ったレシピを紹介します。
 サトイモはお米よりも昔から食べられていたと言われる古株の野菜です。植え付けた種イモの上に親イモができ、その上に小イモ、さらに孫イモができます。サトイモとして一般的に出回っているのはコロンとした小イモの部分で「土垂(どだれ)」と呼ばれます。他に親イモは「タケノコイモ」「京イモ」と呼ばれ、親イモと小イモが一緒になった部分は「八つ頭」と呼ばれるなど、部位によって呼び方が変わってきます。
 サトイモの皮をむいたり身を切ったりすると出てくるネバネバは、塩をまぶして洗い流すと取り除くことができますが、水溶性の食物繊維などからなり、胃の粘膜保護や腸の働きの活性化などの作用があるのでそのまま食べてしまうのがオススメ。イモ類の中では比較的低カロリーでカリウムが豊富なので、お芋が大好きだけど体重が気になるという方の強い味方です。
 今回、レシピに使ったエビはブラックタイガーという 種類のもの。生の状態だと灰色・黒色なのですが、加熱するときれいな赤色になるので、彩り良く仕上げたい時にオススメです。
 エビは細かい部分に泥など汚れが入っている場合が多いので、片栗粉と水を大さじ一くらいずつ入れたボールの中でよくもみ洗いしてから水で二、三回よく洗い流すと、粒子の細かい片栗粉のおかげで汚れがよく取れます。エビは火が通りやすく、加熱しすぎてしまうと固くなってしまうので色が変わるのを目安にさっと火を通すのがおいしく作るポイントです。
 チーズとニンニクで食欲をそそられる一品! ぜひ一度味わってみてください。

◆材料2人分(1人当たり152キロカロリー、塩分1.8グラム)

サトイモ正味200グラム/エビ6〜8尾/オリーブオイル小さじ2/ニンニク1かけ/塩小さじ1/3(2.0グラム)/しょうゆ小さじ1/粉チーズ大さじ1(5グラム)/黒こしょう適宜/パセリ適宜

◆作り方

(1)サトイモはピーラーで皮をむき、厚さ1センチの輪切りか半月切り。ニンニクは薄く切り、パセリはみじん切りに。エビは殻をむき、よく洗い、水気を拭く。
(2)フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて中火で温め、サトイモを並べ入れる。
(3)片面がこんがりときつね色に焼けたらひっくり返し、フタをして中火弱に火を落とす。
(4)竹串がすっと通るくらい軟らかくなるまで加熱したらフタを外し、エビを加え、中火に火を強めてエビの色が変わるまで炒める。
(5)塩、しょうゆ、粉チーズを加えて混ぜる。
(6)皿に盛り、パセリと黒こしょうを飾る。
<やまと・さおり> 管理栄養士、料理研究家。1989年、水戸市生まれ。東京農大卒。市内で「お料理教室オムスビ」を開講している。

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