絵画でたどる「昭和モダン」 洋画家・松本竣介ら140作品展示 桐生の大川美術館、来月12日まで

2021年11月28日 07時49分

安井曽太郎の「女と犬」=桐生市で

 洋画家の松本竣介(一九一二〜四八年)と同世代の作家を中心とした企画展「松本竣介《街》と昭和モダン」が、桐生市小曽根町の大川美術館で開かれている。作品百四十点を展示し、激動の「昭和時代」と「モダン」の視点を絵画でたどった。十二月十二日まで。
 松本竣介の代表作の一つとされ、都市をハイヒールで歩く女性が描かれた「街」(三八年)を中心に据えた展示。公益社団法人糖業協会(東京)の所蔵作品も紹介している。安井曽太郎の「女と犬」(四〇年)は和装の女性と寝そべる犬を描いた作品。タイル床が描かれ、裕福な都市の家庭の様子がうかがえる。
 この他、昭和のモダンガールとして、東郷青児や藤田嗣治らが描いた多彩な女性像も展示した。
 同時開催で、オノサト・トシノブら桐生ゆかりの画家による特集展示「描かれた桐生の『昭和』」と、同市出身の世界的写真家石内都(みやこ)さんの作品展もある。
 入館料は一般千円、高校・大学生六百円、小中学生三百円。月曜休館。問い合わせは同館=電0277(46)3300=へ。(池田知之)

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