原発事故題材「きぼうのとり」朗読 福島県出身・佐藤ちひろアナ

2021年11月28日 07時52分

きぼうのとりの絵本

 大震災と原発事故を題材に、福島民報社が企画・制作した絵本「きぼうのとり」。会場で、福島県出身のテレビ朝日アナウンサー佐藤ちひろさんが朗読した。

絵本「きぼうのとり」を朗読するテレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサー=東京都新宿区の日本青年館で

 主人公は、海辺の町で暮らす小学生のハヤト、アツシ、ナツミ。町は津波にのまれ、3人は別の地域で避難生活を送る。父親を亡くした悲しみ、避難先での差別を乗り越え、3人の絆や復興への思いを支えにそれぞれ成長。家族との日々や美しい自然を未来に引き継ぐ大切さを伝える。
 物語は、空から3人を見守る鳥の親子の視点で描かれる。結びにはこうある。「わすれないでください。あなたもだれかの大切なきぼうのとりなのですよ」
 絵本は、震災発生から10年の3月11日に発行。自然災害の恐ろしさと人間の過信で起こした事故の悲惨さを風化させないため、10歳の子どもにも分かるように描いたという。

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