コネクトルーム 同行の首相補佐官と利用 審議官の出張費 4回185万円

2020年2月21日 02時00分
 政府は二十日、和泉洋人首相補佐官に同行した海外出張が不適切だったと問題視されている厚生労働省の大坪寛子官房審議官に関する「旅行(出張)命令簿」を衆院予算委員会理事会に提出した。二〇一八年に計四回、和泉氏の海外出張に同行し、計約百八十五万円が支払われていた。
 両氏は出張の際、外廊下を通らずに互いの部屋を行き来できるコネクティングルームを四回とも利用していたことが判明している。和泉氏は内閣官房健康・医療戦略室長で、大坪氏は同室次長を兼務している。
 これに関連し、無所属の小川淳也氏は二十日の衆院予算委で「国際出張の最中に不適切な関係が行使された可能性がある。政権中枢の偉い男性と女性から『部屋をつなげて確保しろ』と言われて手配した職員は、暗たんたる気持ちだったはずだ」と批判した。
 命令簿によると、大坪氏は一八年七月にミャンマー、九月にインドと中国、十一月にフィリピンへそれぞれ二~三日間の日程で出張。用務は「政府要人との面会」や「ヘルスケア分野における合同委員会開催」などだった。出張の命令権者は菅義偉(すがよしひで)官房長官。備考欄には「補佐官随行のため公用車を利用する」との記載もあった。

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