釣り情報共有アプリ「アングラーズ」 公認釣り人第1号・奥多摩の菅原さん 「業界盛り上げと地域活性化を」

2021年11月29日 07時12分

アオハタを釣り上げた菅原和利さん(2019年10月撮影)=千葉県で(菅原さん提供)

 奥多摩町の会社員菅原和利さん(34)が、釣り情報共有アプリ「アングラーズ」の公認釣り人「アングラーズマイスター」の第1号に選ばれた。マイスターはアプリの顔にとどまらず、釣り業界全体を盛り上げる役割が期待される。菅原さんは「釣りを通じて地域も活性化できるような活動をしていきたい」と話す。(林朋実)
 共有アプリでは釣った魚の種類や場所、日時、天候、潮位を記録できる。どの釣り場でどんな釣果があったか検索したり、ほかの利用者と交流したりできる。
 運営会社「アングラーズ」(町田市)は、会社が描く「理想の釣り人」としてその楽しさやマナーを広めてもらおうと今年、マイスター制を創設。一万四千人超が応募し、アプリに投稿された釣果の審査や面談を経て十一月、菅原さんら二十人が選ばれた。
 菅原さんは「有名な人ばかり。ユーチューブなどで細々と発信してきたのが認められたのかな」と喜ぶ。二十人は今後、アプリや会員制交流サイト(SNS)、専門誌で活動をさらに発信していく。
 横浜市に住んでいた五歳のころ、祖父に釣り堀に連れて行ってもらったのがきっかけで魚好きになった。大学卒業後に奥多摩に住み、子どもたちへの木育(もくいく)を通じた林業再生を進めている企業の営業部長を務める。今は町内での渓流釣りを楽しんでいる。少年時代を過ごした神奈川県小田原市で海釣りをすることもある。
 マイスターには、運営会社から年間百二十万円の支援金が支給され、釣りに関することなら道具代にも旅費にも何にでも使える。菅原さんは「僕が自然環境に関わり続けている根っこは、子ども時代に釣りで自然に親しんだこと。木育に取り組んできた経験を生かして、釣りでも、教育と結び付けられるような活動を始めたい」と話した。

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