茗荷谷と播磨坂の歴史やうんちく 地元在住・稲富さんが「お散歩マップ」作成

2021年11月29日 07時15分

完成した茗荷谷界隈と播磨坂界隈のお散歩マップを手にする稲富さん=台東区で

 文京区・茗荷谷エリアの街歩きを楽しむオリジナル地図「茗荷谷界隈(かいわい)お散歩マップ」と「播磨坂界隈お散歩マップ」が完成した。同エリアの情報サイト「茗荷谷界隈プロジェクト」を運営する地元在住の稲富滋さん(74)が作成した。 (長竹祐子)
 いずれもB4サイズ。稲富さんが収集した情報を基に、イラストレーターの菅原真紀さんが色鮮やかな地図を描いた。
 「茗荷谷界隈」マップは、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅を中心に半径一キロほどを散歩するのに適した公園や飲食店、坂、史跡などの見どころを紹介している。
 かつて駅前にあった、関東大震災後の復興事業で建てられた同潤会大塚女子アパートのうち、今も近くに残されている玄関柱や、「東洋のロダン」と呼ばれた彫刻家朝倉文夫さん(一八八三〜一九六四年)と響子さん(一九二五〜二〇一六年)の親子の作品が見られる教育の森公園などを掲載。音が響く不思議なトンネルもあり「知っているとちょっと楽しくなるようなうんちくや歴史を盛り込んだ」と稲富さん。
 駅から三百メートルほどにある桜の名所「播磨坂さくら並木」一帯の見どころを載せた「播磨坂界隈」マップは、坂に植えられた桜百二十七本のうち、河津桜や鬱金(うこん)桜などの珍しい桜のある場所や、周辺のカフェ、見どころがわかる。
 稲富さんは「地図を手に散歩して面白い発見をしたり、茗荷谷の歴史を思い出したりして、新たな物語が生まれてくれるとうれしい」と話した。区立小石川図書館と一部の掲載店舗で入手できる。問い合わせは、同プロジェクト=電03(5940)0745=へ。

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