綾瀬「道の駅」 市役所北側の整備断念 地下に埋設物、用地変更へ

2021年11月29日 07時21分
 綾瀬市は、市役所北側に整備を計画していた「道の駅」について、予定地の地下にコンクリート片などの埋設物が見つかり、撤去に多額の費用と時間がかかることなどから、従来の場所での整備を断念したと発表した。今後、新たな用地を選定し、施設完成を目指すが、開業時期は未定としている。
 市によると、断念した予定地の敷地面積は約一万九百平方メートル。既に実施した基本設計では、木造二階建て、延べ床面積約千八百平方メートルの建物と、百十六台分の駐車場を整備する計画で、総事業費は約二十二億円を見込んでいた。
 しかし昨年度実施した住宅地図や航空写真などによる地歴調査の結果、予定地の一部が過去に畑以外に使われていた可能性が浮上。今年五〜六月に調査を行うと、四カ所すべてで地下に埋設物が見つかったため、市はコロナ禍により昨年度から繰り越していた用地取得費と実施設計委託費の執行を見送り、今月半ばに従来の予定地断念を決めた。
 二十四日の記者会見で、古塩政由市長は「道の駅事業は持続可能な街としての発展に欠かせない」と強調し、新たな用地で施設完成を目指す方針を示した。用地選定に際しては、従来の予定地を決めた際、選ばれなかった四カ所以外の場所も候補にするという。
 開業時期は、コロナの影響で二〇二二年度から二三年度に遅れ、埋設物の発見後は二四年度以降となっていた。(村松権主麿)

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