2020年分の政治資金、収支とも過去10年最少 大型選挙なしなど要因 埼玉県内

2021年11月29日 07時42分
 埼玉県選挙管理委員会は二十九日、県内の政党や政治団体の二〇二〇年分の政治資金収支報告書をホームページで公表する(記事中の金額はいずれも百万円未満を四捨五入)。収入総額は前年比23・4%減の三十九億五千二百万円、支出総額は同30・7%減の三十六億一千七百万円で、いずれも過去十年で最少だった。大型選挙がなかったことや、コロナ禍で活動が停滞したことが要因とみられる。(近藤統義)
 収入総額は政党が二十五億一千二百万円(前年比17・7%減)、その他の政治団体が十四億四千万円(同31・6%減)。項目別では個人などからの寄付が十六億一千三百万円で最も多く、次いで党本部などからの交付金が十三億八千八百万円だった。
 支出総額は政党が二十二億六千七百万円(同27・9%減)、その他の政治団体が十三億五千百万円(同35・1%減)。項目別でみると、機関紙発行や寄付などの政治活動費の減少が目立ち、二十億四千七百万円(同42・1%減)だった。
 政党別収入は共産党が十二億九千万円で最多。次いで自民党七億四千八百万円、公明党二億五千九百万円だった。その他の政治団体の収入は県医師連盟の一億二百万円がトップだった。
 また、政治資金パーティーは二十二団体が開き、前年より八千二百万円少ない二億一千五百万円の収入があった。
 収支報告書は県選管に届け出がある二千百五十五団体のうち、千八百八十二団体が提出した。

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