桜懇親会 首相、改めての説明否定 「国会答弁通り」

2020年2月19日 16時00分
 安倍晋三首相は十九日午前、「桜を見る会」の前夜に開催された地元支援者との懇親会に関する自身の国会答弁の内容を、会場となった東京都内のホテルが否定している事態を受け、改めて説明する意思がない考えを示した。官邸で記者団に「国会ですでに答弁した通りだ」と語った。
 菅義偉官房長官は十九日の衆院予算委員会で、首相の答弁について「答弁内容は、全てホテル側に確認を取っている。首相がこの場で答弁していることは、責任を持って答弁している」と正当性を主張した。野党共同会派の山井和則氏(無所属)は質問で「真実は一つだ。首相答弁が虚偽なら、大きな責任になる」と指摘した。
 国民民主党の玉木雄一郎代表は同日のラジオ日本番組で、懇親会に関する首相の国会答弁が虚偽だとして、早期に責任を取るよう求めた。「(懇親会費を)政治資金収支報告書に記載していなかったと認め、早く首相として責任を取るべきだ。政治家として出処進退を決めることだ」と語った。
 首相は十七日の衆院予算委員会で、懇親会の明細書の発行は受けていないなどと説明。一方、ホテル側は本紙の取材などに、一般論としながらも、そのような運営はしていないと、首相の説明を否定している。

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