<新型コロナ>鎌倉市 配食で産婦を応援 孤立と家事負担軽減へ

2021年11月30日 07時26分
 新型コロナウイルスの第六波に備え、鎌倉市は十二月から来年三月末まで、出産直後の母親が栄養バランスの取れた配食サービスを受けやすくする取り組みを実施する。感染拡大により、実家などから支援を受けづらくなった産婦を栄養面で支えるとともに、家事負担を軽減するのが狙い。
 十二月一日〜三月末に出産した母親のうち希望者に、一食につき五百円分の補助に使えるチケット三十回分を配布する。産婦は配食サービス事業者が提供する、一食六百〜千円程度の食事から好きなメニューを選び、差額分は自己負担する。家族の食事にも使える。十二月中に申し込みや配食を始める予定。対象者に個別連絡はせず、市の子育て情報を伝える無料通信アプリ「LINE」で周知する。利用者は百人程度を想定し、事業費は約百五十万円。
 市によると、県内で初めての取り組み。冬場にかけて感染拡大した場合に、実家に里帰りできなくなったり、親が手伝いに来られなくなったりするなど、必要な支援を産婦が受けられなくなる可能性があるとして、実施を決めたという。近隣では東京都日野市が同様の事業を行っている。(石原真樹)

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