館山港で軽石撤去訓練 作業船2隻がピンポン球200個を網で回収

2021年11月30日 07時30分

館山港海域で行われた軽石撤去・回収作業の模擬訓練=館山市で

 小笠原諸島(東京都)の海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」の噴火で発生したとみられる軽石が伊豆諸島(同)や県内など太平洋沿岸に漂着している問題を受け、国土交通省関東地方整備局千葉港湾事務所は二十九日、館山市の館山港海域で軽石撤去・回収作業の模擬訓練を行った。二隻の作業船が海上に張ったオイルフェンスで、軽石を想定したピンポン球を滞りなく回収してみせた。
 訓練は約三十人が参加して、作業船二隻と監視船一隻で実施。全体の長さ百メートルのオイルフェンスを搭載し、午後一時に館山夕日桟橋(同市館山)の岸壁を出港し、沖合まで進んだ。
 用意されたピンポン球二百個を十個ずつ二十袋に入れて海上に配置。二隻の船がオイルフェンスで包み込むようにし、参加者が網を使って回収した。その後、船とオイルフェンスを慎重に岸壁まで移動させ、約一時間の訓練を終えた。
 同整備局の担当者は「今回の結果を関係機関に連絡し、(軽石漂着の)対策に生かしたい」と語った。(山田雄一郎)

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