オミクロン株感染者を日本で初確認 ナミビアから成田空港に28日到着の男性

2021年11月30日 17時10分
新型コロナウイルス(NIAID提供)

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 政府は30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が日本で初めて確認されたと発表した。感染が分かったのはアフリカ南部のナミビアから28日に成田空港に到着した30代男性。入国時の検査でウイルス陽性と判定され、詳しく解析した結果、オミクロン株と判明した。
 松野博一官房長官は30日の記者会見で、男性は医療機関で隔離中と説明。「水際措置が有効に機能していたと考えている」と述べた。感染者初確認を受け、政府は同日、関係閣僚の会議を開く。
 オミクロン株は、感染力が増したり、ワクチンが効きにくくなったりしている可能性が指摘されている。世界保健機関(WHO)が26日に最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)」に指定。各国でアフリカ南部からの渡航を制限する動きが拡大するなど厳戒態勢に入っていた。
 国立感染症研究所などによると、オミクロン株には、人の細胞に侵入して感染する際の足掛かりとなる突起状の「スパイクタンパク質」に約30の変異がある。重症化しやすいかどうかなどの特性は分かっておらず、WHOなどが調べている。
 オミクロン株を巡っては、24日に南アフリカがWHOに新たな変異株として初めて報告。隣国のボツワナや、香港、イスラエル、欧州などでも見つかり、急速に感染確認地域が広がっている。(共同)

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