「南部アフリカの孤立を深く懸念」国連事務総長が声明 オミクロン株の感染拡大で

2021年11月30日 20時27分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の感染拡大で各国が入国規制を強化しているのを受け、国連のグテレス事務総長は29日、声明で「南部アフリカ諸国の孤立を深く懸念する」と述べた。
 グテレス氏は「科学と健康に関する重要な情報を特定し、世界と共有したことで罰せられるべきではない」と強調。変異株を早期に確認、公表した南アフリカを称賛した。各国政府には、入国規制ではなく、渡航者への検査を繰り返すなどの対策を求めた。

南アフリカ・ヨハネスブルクの空港で29日、帰国便に乗る前にPCR検査を待つノルウェーからの留学生ら=AP

 オミクロン株拡大を受けた欧米や日本などの入国規制強化を巡っては、南アフリカのラマポーザ大統領が「南アや同胞国への不当な差別だ」などと反発している。

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