熱湯かけられ、スタンガンも…「大勝軒TOKYO」でパワハラか 元店長の男性が運営会社を提訴

2021年11月30日 21時18分
 人気ラーメン店「大勝軒」からのれん分けした店で、スタンガンを顔に当てるよう命じられるパワーハラスメントを受けたなどとして、元店長の20代男性が30日、運営会社の「大勝軒TOKYO」(東京都豊島区)に慰謝料など計約1067万円を求めて東京地裁に提訴した。

パワハラを受けたと話す「大塚大勝軒」の元店長=30日、東京・霞が関の厚生労働省で

 男性が加入する労働組合「飲食店ユニオン」や代理人弁護士らが同日、都内で会見し明らかにした。

◆「おれが言うことはやれ、給料払っている」

 代理人によると、男性は「大塚大勝軒」(豊島区)の元店長。2018年3月の入社直後から、運営会社の社長にけられたり、沸騰した湯をかけられたりする暴行を日常的に受けた。社長に「おれが言うことはやれ、給料払っている」と言われてスタンガンを自身の顔に当てるよう命じられた。退職を希望し出勤しなくなった従業員を監視し、店に連れ戻すよう指示されたこともあったという。男性が退職する21年1月まで約2年半の残業代も未払いだったとして、慰謝料とともに支払いを求めている。
 男性は会見で「日常的な暴力にこのままでは自分がつぶれると思い、逃げることを決めた」と明かし、「つらい思いをしている従業員に何かしたいと思い、提訴した」と述べた。同社は取材に「担当者が不在なのでお答えできない」とコメントした。(畑間香織)

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