子どもの権利考える絵本原画展 温かい作風 心に寄り添う 中野で開催 3日にトークショー

2021年12月1日 06時51分

子どもの権利を考える絵本を手に持つmomoさん(左)とトミヤマチハルさん=中野区で

 子どもの権利を考える絵本「きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?」(ひだまり舎)の原画展が、中野区のシェアカフェ&ギャラリー「ウナ・カメラ・リーベラ」(中野二)で開かれている。温かいタッチのイラストが、コロナ禍で遊びや学びを制限された子どもたちの心に寄り添う。(中村真暁)
 十二月三日午後六時半からは原画を描いたmomoさん(45)=八王子市=と、文を書いた仏教大准教授長瀬正子さんのトークイベントがある。昨春、国連の子どもの権利委員会はコロナに関する声明を出した。子どもの最善の利益を追求することや、教育の格差を拡大しないことなどが盛り込まれ、絵本ではそうした内容を、かわいらしいイラストや優しい日本語で伝えている。
 原画展は十一月二十日の「世界子どもの日」に合わせて開催。展示された十四点は、草花を見たり楽器を奏でたりする子どもたちの様子などが描かれている。
 momoさんは「子どもたちはコロナ禍で我慢する生活を送りましたが、本来は楽しく過ごせることを示そうと描きました」。原画展を主催したのは、ウナ・カメラ・リーベラなどで菓子を作り、販売する「月と田んぼ」のトミヤマチハルさん(50)=板橋区。トミヤマさんは「来場者の心に子どもの権利を残せるよう、橋渡しができれば」と話す。
 原画展は十二月五日まで。トークイベントの参加費は千円とドリンクか食事を一品注文する。問い合わせは月と田んぼ=tukitotanbo@gmail.com=へ。

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