仮想空間で防災訓練 アバター操作し知識深める 足立の中学生

2021年12月2日 07時11分

仮想空間で自分の分身のキャラクター「アバター」を操作し、オンライン防災訓練に参加する中学生=足立区で

 東京消防庁と足立区は先月三十日、同区の中学生を対象にオンライン防災訓練を実施した。一つの町に見立てた仮想空間で生徒が自分の分身のキャラクター「アバター」を操作し、動画を見るなどして防災の知識を学んだ。区によると、仮想空間を用いての訓練は全国初という。
 区内の十一校の生徒約九十人が参加し、それぞれのパソコンの画面でアバターを動かして仮想空間内の消防署や区役所を訪問。各施設で消火器の使い方や応急処置などに関する動画を視聴した後、クイズに答えて防災の知識を深めた。
 訓練後、区立第七中二年塚本大凱(たいが)さん(14)は「友人たちとゲーム感覚で取り組みながら、知識の幅を広げることができた。楽しかった」と話した。
 新型コロナウイルス禍で対面での訓練が難しくなる中、政府の「GIGAスクール構想」で小中学生に一人一台のデジタル端末が配備されたことを契機に、東京消防庁と区がNTT東日本の支援を受けて企画した。

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