飾り置き屋台 巡行思う 秩父夜祭・大祭 行列など規模縮小

2021年12月4日 07時44分

屋台の飾り置きをする上町町会の住民ら

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている秩父神社(秩父市)の例大祭「秩父夜祭」の大祭が三日、同市内であった。新型コロナウイルスの影響で屋台と笠鉾(かさぼこ)の巡行は二年連続で中止されたが、上町(かみまち)町会は屋台の飾り置きを実施した。
 飾り置きは午前八時半すぎから同町会の屋台収蔵庫前で始まった。小気味よい太鼓の音が響く中、はっぴ姿の住民が大きな声を掛け合いながら作業を進めた。極彩色の彫刻などに彩られた屋台が設置されると、集まった人たちが盛んに写真に収めていた。秩父市出身の落語家林家たい平さん(56)も駆け付け、笑顔で作業を見守った。
 夜には神職らが神社から同市役所前の御旅所へ移動する「御神幸行列」などの神事が、規模を縮小して執り行われた。午後六時に神社を出発、三十分ほどかけ約一キロ離れた御旅所に到着した。午後七時二十分ごろから奉納花火の打ち上げが始まり、約千五百発が夜空を染めた。(久間木聡)

秩父神社前の番場通りを進む御神幸行列=いずれも秩父市で


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