「クリスマスプレゼントに銃」15歳実行犯に買い与えた両親を訴追 米ミシガン州高校銃乱射事件

2021年12月4日 20時14分
ろうそくを手に銃撃事件の犠牲者を追悼する人々=3日、米ミシガン州オックスフォードで(AP)

ろうそくを手に銃撃事件の犠牲者を追悼する人々=3日、米ミシガン州オックスフォードで(AP)

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米中西部ミシガン州オックスフォードの高校で生徒4人が死亡した銃撃事件で、地元検察当局は3日、実行犯とされる同校2年の少年(15)の両親を過失致死罪で訴追した。精神的に不安定だった少年にクリスマスプレゼントで銃を買い与え、犯行に使われた可能性が高いという。

◆再三の学校の呼び出しを無視

 米メディアによると、未成年の銃犯罪で両親の刑事責任が問われるのは珍しい。記者会見した検察官は「事件は防ぐことができた。(両親の行為は)犯罪だ」と指摘。両親は3日の罪状認否に現れなかったが、当局が4日に拘束した。
 検察によると、少年は11月26日に父親と一緒に拳銃を購入。その後、会員制交流サイト(SNS)に銃の写真を投稿した。母親もSNSに「母と息子の日、新しいクリスマスプレゼントを試している」と書き込んだ。
 事件前日の29日には授業中に少年が携帯電話で弾薬について検索しているのを教師が発見。学校が両親に連絡したが2人は応答しなかった。

◆生徒4人死亡、教師など7人負傷

 さらに、事件当日の30日朝には「助けて」「どこも血まみれ」「世界は終わった」などと書かれた少年のメモを教師が見つけ、学校が両親を呼んでカウンセリングを勧めたが、2人は少年による銃の所持を確認せず帰った。
 銃撃は直後に発生し、生徒4人が死亡したほか、教師を含む7人が負傷した。少年は第1級殺人罪などで訴追された。

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