沖縄でヘリパッド反対運動の伊佐真次さん、船橋で講演「声を上げるべきだ」

2021年12月5日 07時25分

「オスプレイ反対の声を上げるべきだ」などと話す伊佐真次さん

 船橋市で四日開かれた市民集会には、沖縄県北部の東村高江で米軍訓練場の反対運動を続ける「ヘリパッドいらない住民の会」のメンバー、伊佐真次さん(59)も駆け付けた。伊佐さんは三日に市内で講演し、「オスプレイが上空を飛ぶ高江のようになってはいけない。声を上げるべきだ」と語った。
 伊佐さんは沖縄県沖縄市に生まれ、高江への引っ越し後、米軍ヘリなどの発着場であるヘリパッドの建設計画が持ち上がった。住民たちは反対運動をしたものの、国が建設着手に踏み切ったため、「できればしたくないが、やらざるを得ない」と二〇〇七年から工事現場入り口にテントを張り、座り込み運動をした。
 すると、裁判所から通行妨害禁止の仮処分通知が届き、伊佐さんは「私たちは静かに暮らしたいだけ。なのに国は反対運動を押さえ付けるために、ここまでやるのか」と憤りを感じたと振り返る。
 オスプレイの夜間訓練時には騒音で寝られず、低空飛行による振動で家の中の品々がカタカタと鳴るようになった。「千葉でも、こんな事態になってはいけない。オスプレイの飛行範囲が広がれば、日本中が今の高江と同じ状況になる」と警鐘を鳴らした。(保母哲)

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