渡橋者800万人達成 常陸太田の竜神大吊橋 千葉の親子に認定証 「想像以上の大きさ」

2021年12月5日 07時28分

宮田達夫市長(左)から認定証を受け取る中村展章さん(中)と奏仁君=常陸太田市で

 歩行者専用では日本有数の長さを誇る竜神大吊(つり)橋(常陸太田市)で四日、一九九四年の開通以来の渡橋者が八百万人に達し、節目を祝う記念式典が開かれた。
 八百万人目の幸運を射止めたのは、千葉県鎌ケ谷市から家族で紅葉見物に訪れた会社員の中村展章(のぶあき)さん(38)。長男の奏仁(かなと)君(4つ)と一緒に記念のくす玉を割った後、宮田達夫市長から認定証を受け取った。市などからは、年間無料渡橋券やバンジージャンプ体験チケットが贈られた。
 中村さんは「初めて来たが、橋は想像していた以上に大きかった。(八百万人目は)考えてもいなかったのでうれしい。また違う季節に来てみたい」と笑顔を見せた。
 竜神ダムの上に架けられた大吊橋は長さ三百七十五メートル、ダム湖面からの高さは最大百メートル。県が九四年四月、観光振興を目的に建設し、当時は、歩行者専用つり橋としては日本一の長さを誇った。
 初年度は約九十万人が来場したものの、他県のつり橋に抜かれるなどして減少。近年は二十五万人前後で推移していたが、二〇二〇年度は、新型コロナウイルス禍に伴う閉鎖などで約十四万人と低迷。本年度も苦しい状況が続いていたが、感染状況が落ち着いた十月は約一万四千人、十一月は約三万六千人と徐々に回復している。(佐藤圭)

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