愛子さまが正装のローブ・デコルテ姿を初披露 皇居で成年行事、背筋を伸ばし陛下から勲章受け取る

2021年12月5日 20時11分

天皇、皇后両陛下に成年のあいさつを終えられた長女愛子さま=5日午後、宮殿・西車寄(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは5日、皇居・宮殿で成年行事に臨まれ、岸田文雄首相らからお祝いのあいさつを受けた。皇室の成年行事は2014年12月の秋篠宮家の次女佳子さま以来7年ぶり。
 午前中は宮中三殿を参拝した後、宮殿で陛下から「宝冠大綬章ほうかんだいじゅしょう」を授与された。宮内庁によると、愛子さまは背筋を伸ばし、陛下から勲章を受け取った。
 午後はローブ・デコルテと呼ばれる正装の白いドレスに着替え、勲章や髪飾りのティアラを身につけて両陛下にあいさつした。ティアラは、新型コロナウイルス感染症の国民生活への影響を考慮して制作を見合わせており、陛下の妹の黒田清子さんから借りた。
 宮殿では、両陛下と一緒に3人で、秋篠宮さまら皇族方や岸田首相と衆参両院議長、最高裁長官ら三権の長などから、それぞれ祝賀のあいさつを受けた。陛下の側近によると、愛子さまは初めは緊張気味だったが、少しずつ穏やかな表情に戻り、「いろいろな方の祝意を大変お喜びになっている様子だった」という。
 この日は上皇ご夫妻にあいさつするため、東京・高輪の仙洞仮御所せんとうかりごしょを訪問した。宮殿から出かける前に報道陣から「おめでとうございます」と声をかけられると「ありがとうございます」と笑顔で会釈した。
 行事はコロナ対策のため出席者数を絞り、飲食を伴う祝宴は行わなかった。愛子さまは今月1日に20歳の誕生日を迎えたが、大学の授業があるため、主要行事は5日に設定された。皇室の成年女性は12人となったが、高齢化が進み、公務の担い手不足が課題とされている。(阿部博行)

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