宮内庁の鴨場で鳥インフル確認、338羽を殺処分 千葉・市川 関東の施設では今季初

2021年12月5日 18時04分
鳥インフルエンザが確認された新浜鴨場で消毒など防疫措置を進める千葉県職員ら=5日、同県市川市で(県提供)

鳥インフルエンザが確認された新浜鴨場で消毒など防疫措置を進める千葉県職員ら=5日、同県市川市で(県提供)

 千葉県は5日、同県市川市の宮内庁管理の「新浜鴨場」で、高病原性の疑いがある鳥インフルエンザが確認されたと発表した。県は施設内で飼育されている全てのアイガモとアヒル計338羽の殺処分や消毒など防疫措置を同日中に完了した。国内では今季、これが5県6例目。関東地方での確認は初めてで他県と同様に「H5型」だった。
 千葉県によると、3~4日にかけて鴨場内の飼育場3カ所のうち1カ所でアイガモが11羽死んでいるのが見つかったと施設側が県に通報。検査で5日に陽性が確定した。
 新浜鴨場は皇族が国内外の来賓らを招き、野生のカモを大きめの網を使って無傷のまま捕獲する日本古来のカモ猟を紹介する「鴨場接待」が行われる。同施設での鳥インフル確認は初めてという。
 県は昨季も養鶏場など11カ所で鳥インフルが発生し、採卵用のニワトリなど456万羽が殺処分となった。県対策本部会議で熊谷俊人知事は「養鶏業が大きな打撃を受けることがないよう、県を挙げて感染防止に努めていく必要がある」と指示した。(中谷秀樹)

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