首相、きょう中東へ出発 緊張緩和へ連携呼び掛け

2020年1月11日 02時00分
 安倍晋三首相は十一日からサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンの中東三カ国を訪問する。米イラン対立で中東情勢が緊迫する中、イランの周辺国を歴訪し、緊張緩和に向けた連携を呼び掛ける。海上自衛隊の中東派遣や、日本船舶の安全航行への協力も求める。十五日に帰国する。
 米イラン双方と良好な関係にある日本の立場を生かし、各国要人との会談で事態改善への仲介役に努める姿勢をアピールするとみられる。
 菅義偉官房長官は十日の記者会見で、首相の三カ国歴訪を正式発表した。意義について「事態のさらなるエスカレーションを避けるため、わが国の外交努力の一環として、地域の緊張緩和と情勢の安定化に重要な役割を果たす」と説明した。
 首相は十一日、羽田空港を政府専用機で出発し、サウジに到着。十二日にサルマン国王と会談後、ムハンマド皇太子とも面会する。サウジが進める経済・社会改革を支援する考えを重ねて伝える。
 十三日にはUAEに移動し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子と会談する。十四日はオマーンでアスアド国王代理らと面会する。

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