【動画あり】「大変ハッピーです」真鍋淑郎さんにメダル授与 気候科学でノーベル物理学賞

2021年12月7日 13時08分

6日、米ワシントンの米科学アカデミーでノーベル賞のメダルを手にする真鍋淑郎さん=杉藤貴浩撮影

 【ワシントン=杉藤貴浩】2021年のノーベル物理学賞に決まった米プリンストン大上席研究員の真鍋まなべ淑郎しゅくろうさん(90)に6日(日本時間7日)、ワシントンの米科学アカデミーで、駐米スウェーデン大使からメダルと賞状が授与された。真鍋さんは式典後、「大変ハッピーです」と笑顔を見せた。
 真鍋さんはコンピューターを活用し、地球温暖化対策の根拠となる気候科学の基礎を築いた実績が評価された。例年はスウェーデンのストックホルムで国王から授与されるが、今年は昨年に続き、新型コロナウイルス対策として居住国での式典となった。
 アカデミーのホールには、妻の信子さんやプリンストン大の関係者ら数十人が詰め掛け、真鍋さんに盛大な拍手を送った。他には米東海岸に住む化学賞、経済学賞に決まった2人も出席した。

6日、米ワシントンの米科学アカデミーで、妻の信子さん(右から2人目)らと記念撮影する真鍋淑郎さん(中央)=杉藤貴浩撮影

 メダルなどを受け取った真鍋さんは、リラックスした表情で他の2人にも拍手を送った。
 式典の終了後、報道陣の取材に応じ「夢にも思っていなかった」とあらためて喜びを語った。「気候というのは実に面白いことが起こる。ぜひ若い人、もっとたくさんの人に、この分野の研究をやってほしい」と呼び掛けた。
 真鍋さんは8日にオンラインで受賞講演する。日本のノーベル賞受賞者は28人目。

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