「東京大空襲を忘れない」 あす平和のつどい 府中で

2021年12月7日 07時12分
 「東京大空襲を忘れない 平和のつどいin府中」が八日、府中市市民活動センタープラッツのバルトホールで開かれる。太平洋戦争の開戦八十年に合わせ、地元の平和団体や合唱団のメンバーら有志でつくる実行委員会が初めて企画した。
 つどいでは広島原爆をテーマにした美空ひばりさんの反戦歌「一本の鉛筆」の合唱などを披露する。実行委員の斉藤寿美代さん(77)は「音楽を通して平和の大切さを伝えたい」と話す。
 つどいを企画したのは、一九四五年三月の大空襲を体験した浜田嘉一(よしかず)さん(84)=国分寺市=との出会いがきっかけ。浜田さんは空襲時、深川区(現江東区)の家から近くの清澄庭園に避難し、多数の市民が犠牲となる惨状を目の当たりにした。二〇一九年から毎年、江東区で「平和の集い」を開き、体験を伝えてきた。
 昨年九月に国分寺市であった大空襲関連の催しで、斉藤さんは浜田さんと出会った。活動に共感して仲間に呼び掛け、今回の開催にこぎつけた。
 八日午後二時から。大空襲の体験を描いた洋画家村岡信明さんの著書「赤い涙」の朗読、ジャーナリスト伊藤千尋さんの講演などもある。大空襲の写真も展示する。入場料千円。問い合わせは斉藤さん=電080(3608)9030=へ。(服部展和)

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