未来照らす「彩光(ひかり)」の歌声 2校統合 館山中で校歌初披露 作詞・小林さん 作曲・五十嵐さん 「先輩」も出席

2021年12月7日 07時28分

白布が取り外され披露された校歌「彩光」の額=館山市立館山中学校で

 二つの市立中学校が統合し、今年四月に開校した館山中(吉田慎一郎校長、生徒数七百十人)の体育館で、公募で選ばれた校歌「彩光(ひかり)」の披露式があった。一堂に会した生徒たちが元気な歌声を響かせ、光り輝く未来に思いをはせた。(山田雄一郎)
 十一月三十日に行われた式典では、体育館の壁から白布が取り外され、三番の詞からなる校歌の額が披露された。式典には、作詞者の小林恭子さん(44)=館山市在住、作曲者の五十嵐一歩(いっぽ)さん(46)=東京都在住=も招かれた。小林さんは「何事も前向きに挑戦してほしい」、五十嵐さんも「興味のあるものには、どんどん近づいてみて」と生徒たちにエールを送った。
 小林さんは音楽サークルを通じ、高齢者施設などで演奏活動を開催。五十嵐さんは現在、ゲームソフト開発会社「コーエーテクモゲームス」(横浜市)のサウンド制作部に勤務し、「信長の野望」「戦国無双」などのゲームサウンドを手がけたことで知られる。二人は統合前の中学出身で、県立安房高校吹奏楽部の先輩・後輩の間柄。五十嵐さんが小林さんを誘い、今回共同で応募した。

作詞者の小林恭子さん(左)と作曲者の五十嵐一歩さん

 生徒を代表し、三年生の寺田佑衣子さん(15)が「素晴らしい校歌をありがとうございます。私たちが大人になったとき、館山中で仲間と過ごした日々が校歌とともに懐かしく思い出されることと思います」と感謝の言葉を述べた。
 五十嵐さんの知人でオペラ歌手(バリトン)の井出壮志朗さん(32)も出席。校歌の独唱や生徒たちの歌唱指導に当たった。
 館山中は第二中と第三中が統合し、第二中を校舎として誕生した。市教育委員会やPTA代表者ら十人でつくる校歌選定委員会が五〜六月に応募のあった二十九作品を選考。彩光については、若々しく力強い曲調や「城下町」「鏡ヶ浦」といった館山の情景が浮かぶ歌詞などが評価された。

関連キーワード


おすすめ情報

千葉の新着

記事一覧